取捨選択!パパの育児休暇はよく相談してから決めましょう!
どーも!ハルです。
2022年10月1日より産後パパ育休(出生児育児休業)が施行されましたね。男性が育児休業を取得し、積極的に育児に参加することで女性の雇用継続や理想の夫婦像を実現する目的で始まったこの制度。
「あ〜なるほど、前よりももっとパパの育児休暇が取得しやすくなったんだ」って思った人もいるかと思いますし理想の夫婦像ってなんか新鮮で響のいいキーワードに聞こえますよね。
今回、自分なりにリサーチをしてみて、2022年10月1日に始まった産後パパ育休(出生児育児休業)と生まれたばかりの子を抱えた夫婦の思いとの間に僅かながら乖離している部分がることに気づきました。
この記事を読んで、「産後パパ育休制度が自分達家族にとって本当に有意義なものなのか」今一度考え直すキッカケになっていただけると嬉しいです。
ある掲示板から・・・
「夫が育休を取る予定だが嬉しくない・・・」
「子供の面倒は自分で見たい主義」
「夫婦同時に育休か!」
これらはある掲示板に寄せられた投稿です。タイトルだけ見るとネガティブな印象に捉えてしまいますよね。まだこの他にも同様の投稿がいくつかあったのですが、この投稿の背景について少し説明させていただきます。
「夫が育休を取る予定だが嬉しくない・・・」
理由:実家が近い
実家が近隣にあることで得られるメリット
子育てしている中で心身ともに疲弊し、誰かの助けを必要としたいと
思った時に頼れるのが身内。とくに自分の親なら気軽に頼みやすいですよね。
自分よりも人生経験豊富な親がすぐ近くにいることで出産前後の悩みなども
相談できるメリットがあります。また資金面で協力を得やすい可能性もあります。
食材のお裾分けや子供の誕生日など一緒に祝ってくれることで資金面
のサポートになってくれる事もあります。
実家が近いことによるデメリット
自分の親世代は近所同志のコミュニティが根強く、同じ町内に住むと
町内会の集まりやイベントなどの参加を促される場合があります。
その結果、役員を任させられたりするケースも少なくありません。
ご近所付き合いに煩わしさを感じる方は、その点も考慮する必要があります。
また気軽に行き来できるメリットがある反面、思わぬ時間帯の訪問にも
備えなければいけません。逆に子供の予期せぬ出来事で夜中などに
夫婦側が訪問する場合もありますし、お互い様という感じもしますが
つねに家の中を綺麗にしておかなければいけないという緊張感は絶えません。
「子供の面倒は自分で見たい主義」
理由:足手まとい、自分のペースでしたい
戦力外なら逆にいない方がいい
かなりストレートで強烈な意見ですね。確かに育休取得したにもかかわらず
家の中でゴロゴロされたり、大きい子供がもう1人増えるだけなら戦力外と
言われてもしょうがないです。せめて自分のことは自分でできるぐらいの
配慮があればいいのですが。
過去の私のブログから・・・
夫が取り組んでいた家事育児 ベスト3
1位「ゴミ出し」43.5%
2位「買い物」36.2%
3位「掃除、後片付け」28.7%
夫に本当にしてほしい家事育児 ベスト3
1位「掃除、後片付け」41.6%
2位「名もなき家事全般」35.2%
3位「料理」28.4%
「名もなき家事全般」とは・・・
・脱いだ衣類のポケットから洗濯前に中身を取り出す
・脱いだ後の洗濯物の袖を裏返す
・トイレットペーパーを交換する
・空になったティッシュ箱を捨てて交換する
・食事後の食器をキッチンに運びテーブルを拭く
・靴やスリッパを揃える
・カーテンや窓シャッターの開け閉めをする
・夏物や冬物の服を入れ替える
「夫婦同時に育休か!」
理由:収入減少
パパの育休取得が当たり前となり各企業も後押しする反面
夫婦が一番心配なのが収入面だと思います。
単純に「会社に行かない=収入減」といって不安が付きまといます。
育休を取得すると育休手当が出たり社会保険料が免除といった
保障がありますが実際は・・・
↓↓パパ育休による収入減少に関連して外部記事↓↓
まとめ
パパの育児休暇を取得するかしないかは、それぞれの家庭の事情も
あるので、夫婦間で十分に話し合って決めるべきだと思います。
育児休暇自体は昔に比べると、取得しやすい雰囲気になっている分
複雑さを増したようにも思えます。
制度をしっかり理解し、取捨選択しながら上手に活用していきましょう。